大野眞輝 official blog

うつだったときをどう捉えるのか 過去は変えられる

time 2017/09/29





2015年夏、うつを発症。

関連記事:うつ発症

そしてその5か月後には、周りの支えもあり社会に復帰することができた。

さて、この5か月間をどんな風にとらえるのか。

それってすごく大事なことだと思う。

神様が大事なことに気づかせてくれた期間だったんだと今は強く思える。

 

1.うつは私から何を奪った!?

うつだった期間をマイナスに捉えようと思えば、いくらでもそう捉えることができる。

その方が簡単だ。

うつになったから教師という仕事を辞めることになってしまったと考えることは容易にできる

教師という仕事が嫌いだったのではない。

大好きだった。

毎日が楽しくて仕方なかった。

一生この仕事を続けたい、続けていくんだ、って思っていた。

だからうつが私から教師という仕事を奪ったと考えることだってできる。

 

教師時代に知り合った、互いを高めあえる大切な仲間とも別れた。

教師を辞めた以上、その仲間と会うことはもうほぼないだろう。

(今でも、一人だけ連絡を取り合っている人はいるが、その人以外はもう取れない。会わせる顔がない。)

仲間との毎日は楽しかった。

教育について一晩中語り合った仲間だった。

うつが、私から仲間を奪ったと考えることだってできる。

 

教師の時に、住んでいた場所からも引っ越した。

その地域に保護者や子どもたち、同僚だっていた。

もう街でばったり会えない。

辞めてしまった人間がどんな顔をして会えばいいのかわからない。

学校があった街だって、本当に好きな街だった。

ここで俺はなんでもできる、そう思っていた。

もうそこに行くことはない。

うつが、私から街を奪ったと考えることだってできる。

 

でも、この考えって健全だろうか。

こんな考え方をしてほしくて、神様は私にうつになる道を用意したのだろうか。

いや、決してそうじゃない。

 

2.「過去は変えられる 未来は変えられない」

私が憧れていた先生が、よく子どもたちにこんな話をしていた。

「過去は変えられる 未来は変えられない」

あの時は、意味が分からなかった。

でも、今ならほんのちょっとだけ、理解できる気がする。

 

過去にうつになったという事実は変わらない。

でも、その過去をどう捉えるのか。

その捉え方を変えることはできる。

 

うつは、私にたくさんのことを教えてくれた。

焦り・傲慢な心・心配症過ぎる気持ちはもたない方がいいこと

頑固になりすぎない方がいいこと

日々の食事の大事さ

運動が心に及ぼす影響

朝日を浴びると自然と落ち着くこと

不安な気持ちを追い出す方法

人間の心は自然と少しずつ上を向こうとすること

人の喜びぶ顔を想像すると嫌な気持ちがなくなること

悩みを定期的に聞いてくれる仲間の大事さ

そして家族がいて、家族に支えられて、自分は生かされているということ

 

全部大事な学び。

 

今は、まったく違う仕事をしているけど、新たな一歩を踏み出し、今まで見たことの世界を歩けている。

公務員の時には考えることのなかった、経済的自由についても考えることができるようになった。

精神的自由は、以前よりもっと強く考えるようになった。

新たな場所で新たな出会いの中で新たな考えを持ち、私の人生の次の章が始まっている。

 

うつになったこと。

今までの人生。

全て必然であり、全て自分にとって必要であり、全てがその時々でベストの選択だった。

うつになって5か月目で、やっとそう思えるようになった。

本当の意味で自分を肯定できた。

自分の生きてきた道に誇りが持てた。

だから無事に社会に復帰できた。

 

これからだってそう。

何があっても私は過去を変えていきたい。

その過去の延長線上に今があり、未来がある。

 

この記事で、誰かの過去も少しずつ幸せな方へと変わってくれたら、幸せです。




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