大野眞輝 official blog

盗むなら徹底的にやる by『成功は「気にしない人」だけが手に入れる』

time 2017/10/03


信長さんの書籍を紹介していたところ、facebookに信長さんご本人からコメントをいただきました!!

関連記事:行動し続けることこそが大事 by『強運は「行動する人」だけが手に入れる』

facebookページ:マー坊はるさや

本当にびっくりです。

私にとっての信長さんは、読んでいる本の著者であり遠い存在だったのですが、コメントを頂けて嬉しい限りです。

信長さんに感謝の気持ちを込めて、もう一冊の本を紹介します。



1.え!?斎藤一人さんの推薦??

Amazon:『成功は「気にしない人」だけが手に入れる』著 信長(秀和システム)

この本と出会った場所は、会社の研修で行った先にあったコンビニでした。

本を初めて見つけた時は、

「へえ、面白いタイトルだな。」

「ホストをしている人の本なんだ。」

と思っていました。

 

しかし、本の帯を見て???

斎藤一人さんの推薦文が書かれているのです。

「この本は、いい本だから推薦します!」斎藤ひとり

頭の中が一瞬パニックになりました。

私は、以前より斎藤一人さんの本をたくさん読んでいました。

ただ、斎藤一人さんとホストの信長さんの関係性が全くの謎だったのです。

「どんなつながりがあるんだ???」

心に、違和感というフックがかかった感じでした。

 

その瞬間には本の購入に至らなかったのですが、2時間たって

「やっぱり気になる!!」

と思い、先ほどのコンビニに戻り本を購入。

帰りの電車で一気に読み進めました。

 

信長さんの本は、どの本にも共通していえるのですが、とにかく読みやすい!!

分かりやすい!!

ホストの世界のことも書かれていますが、その世界を全く知らない私でも、頭に絵が浮かんでくるのです。

斎藤一人さんの推薦通りの本でした。

 

2.盗むなら徹底的にやる

本の中に「デブでダサくてもナンバーワンを目指せる」という項目があります。

その中に、このように書かれています。

いっそ開き直って、よいお手本のパクリに徹した方がいい。(中略)いい結果を出している人をよく観察し、その言動をそっくりマネしていれば、やがては自分自身のものになっていく。

この文章を読んだときに、心の中で自分自身の体験と深くリンクしました。

記憶が蘇ってきて頭がパチパチとスパークする感覚でした。

 

私は次のような体験をしたのです。

以前、小学校の教員をしていました。

教員が集まるサークルに入っていて、そこは本当に素晴らしい環境を私に与えてくれました。

その環境とは、「マネをする文化」です。

 

サークルでは、模擬授業をお互いに行い、授業力を高めていきました。

新卒の頃のことです。

私も模擬授業をやるのですが、授業の最初の一言目から自分でも何を言っているのか分からないほど、ズタボロでした。

すると、サークルの先輩が出てきて、授業の最初の一言目を示してくれました。

「教科書34ページ。開きます。」

実にシンプル!!

私も先輩をマネしようともう一度模擬授業を行います。すると・・・

「じゃあ、授業を早速始めますよ。いいですか?教科書持っていますか。教科書のね、えっと34ページかな。そう34ページ開いてね△〇×〇?!§・・・」

全然、マネできません。

私がやると、ぐちゃぐちゃと余計なことを喋ってしまいます。

真似は実際にやってみると非常に難しいのです。

それでも、3回ほど模擬授業を繰り返し、やっと完コピできました。

 

そして、次の日。

先輩を完コピした通りの指示で授業を始めました。

すると・・・それまでは授業の最初がダラダラ、緩んだ空気だったのに、言われた通りやるだけで、一気に空気がピシっと締まりました。

私の頭の中に、“マネは上達への近道”とインストールされた瞬間でした。

 

それ以降、私は良いと思った先生のやり方は徹底的にマネしまくりました。

  • 各授業のスタイル、やり方
  • 学級通信を毎日書くこと。書くためのフォーマット。書く内容。
  • 子どもの日記に1ページ以上、教師がコメントを返すこと。
  • 子どもが頑張ったことがあったら、お家の人に一筆箋を書き、お家の人にその子の頑張りを伝える。
  • 日直の子は、帰りの会でクラス全員からほめ言葉を浴びる。
  • 子どもへ語る面白い話。その内容。
  • 逆上がりができるようになる方法。
  • 漢字テストで全員が100点取れるようになる方法。
  • 月に1回実施する、子どもたちが運営企画するお楽しみ会。

もう数え上げれば、きりがありません。

全て完コピです。

この完コピ量が一定量を超えた時に、全てが上手くいくようになりました。

「マネする文化」を教えてくださった先輩方のおかげです。

 

3.コピーすると個性はなくなる??

結論、個性はなくなりません。

むしろ、個性的になります。

「先生は、本当にやることなすこと変わっていますね!」

と保護者に驚かれたことが何度もありました。

 

コピーを続けていると、自分の得意分野がよくわかってきます。

私は、文章を書くことが得意だと気づきました。

だから、子どもたちの日記には、2ページも3ページも、多いときだと5ページもコメントを書いて返していました。

これが、子どもたちとの心の絆を築いてくれました。

 

また、保護者へ一筆箋も進んで書いていました。

多い年は100通ほど。

これは保護者の方に喜ばれました。

だって、保護者は基本、学校でどんな出来事が日々起きているか、わからないからです。

 

完コピを繰り返す中で、自分の強みがよくわかり、それを伸ばすことができました。

また、完コピの中にちょっとずつ自分のオリジナリティを入れることができるようになりました。

 

4.日本人はマネをして、改良をする能力が強い

そもそも、日本人は0から新たな物を開発して、作り出す能力が低いです。

それよりも、もう既にあるものを改良して、世界一のものを作り出す文化を大切にしていきました。

関連記事:組み合わせて新たなモノを創造する日本の文化

 

鉄道もそうです。

初めて外国で蒸気機関車が作られると、日本人はそれを必死で模倣。改良。

そして、今では世界に誇るダイヤが乱れない鉄道網を作りだしてしまいました。

 

エレベーターもそう。

エレベーターがある国でつくられると、日本人は模倣。改良。

そして、世界で最も速くて揺れないエレベーターを作り出しました。

 

 

だからこそ、信長さんの「マネをする」という言葉に強い感銘を受けました。

 

5.まとめ

ちょっと話がそれてしまいましたが、信長さんの本には教育界でも、ホストの世界でも、そしてビジネス全般の世界でも共通する原則が書かれています。

それも、すっごくわかりやすく簡単に!!

ホストという多忙な仕事につきながらも、読書や自己投資を怠らなかった信長さんの努力が詰まった本だ、と感じました。




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