大野眞輝 official blog

相手が納得してくれないのは、あなたの言葉に原因がある。

time 2017/12/27


過激なタイトルですが、事実です。

 

あなたが誰かに頼みごとをするとします。

その時、相手が不服そうな表情をしたのなら、

それは

あなたの頼み方や言葉に原因があります。

 

このことに気付けるだけで、

仕事でも家庭でも、円滑なコミュニケ―ションを図ることができます。

 

今日は、このことについて記事にします。

 

1.人は理由を知りたがる生き物

私、小学校の教員でした。

まず私の失敗例を紹介します。

 

私の勤務していた学校では

カラフルな文房具や、匂いのついた消しゴムなど

子どもたちが持ってくるのは禁止されていました。

 

そこで私はクラスの子どもたちにこう伝えました。

 

「カラフルな文房具は持ってきてはいけません。

匂い付きの消しゴムも使ってはいけないので、

使いたい人はお家で使ってください。」

 

こう伝えると・・・・子どもたちは納得。。。

するはずがありません!!!!

質問の嵐となりました( ;∀;)

 

「なんでカラフルだとダメなんですか?」

「なんで匂い付き消しゴムはダメなんですか?」

 

当時、なぜなのか、まで考えていなかった私は、

質問に答えることができず、結局この学校のルールを子どもたちに守らせることが

できなかったのです。

 

初任時代、この悔しい思いがあったので、

私は経験を重ねるにつれて、次のように話して子どもたちに納得してもらっていました。

 

「カラフルな文房具は持ってきてはいけません。

カラフルな文具を使うと、どうしても気が散ってしまいます。

自分だけだったらまだいいのですが、周りの友達の気も散ってしまいます。

学校は勉強する場です。

シンプルな文房具を持ってきてください。

 

「また匂い付きの消しゴムも使わないでください。

匂い付きは、匂いをつけるためにお金がかかっていて

文字を消す、という消しゴムの大切な機能が弱いのです。

消しにくいと、授業中、勉強に集中できないのです。

なので、消しゴムも白い消しやすいものにしてくださいね。」

 

わかりますでしょうか?

「なぜ」という部分をきちんと説明するようにしているのです。

 

これによって、子どもたちからの質問は激減しました。

そして、きちんとルールを守れる集団になっていったのです。

 

私がやったことは

「きちんと理由を伝える」

ということです。

 

2.「指示だけ」は命令と変わらない

この内容は、私が教員時代、向山洋一氏に教わったことです。

 

「指示だけ」

これはたんなる命令です。

 

こんな感じです。

「朝6時には起きて7時には出社しましょう!」

この命令は、軍隊で使われている方法です。

 

軍隊に入る人は、もともと意欲が高く、なぜ自分はこの集団にいるのか

理解している人が多いです。

だから、命令でも十分に動けるのですが

そうではない集団、会社にいる人は無理です。

軍隊ではないのです。

これでは納得して動けないのです。

 

そこで、趣意を説明する必要があります。

たとえば

「仕事の効率化を図るために、朝6時に起きて7時に出社してください。一時間出勤時間を早めて退勤時間も一時間はやめましょう!」

これならまだ、納得できます。

「指示+趣意(理由)」

だからです。

 

さらにもっといい方法があります。

それは

「趣意だけ言う」

のです。

やり方は相手に委ねるということです。

例えば

「仕事の効率化を図るために、働く時間を変える必要があります。そのために出来ることをやってみてください。」

 

これは、やり方を相手に委ねています。

理想はこの指示の出し方がベストです。

ただ、これは集団がある程度育っていないとできない方法です。

 

3.理由を言う?そんなの当たり前じゃん!!

そう思った方、いませんか。

その方は注意が必要です。

 

私が世間の人を見ていて、理由をきちんと説明する。

これが出来ている人はほとんどいません。

 

多くの人は指示だけ出しています。

 

「○○君、これコピーして!!」

「○○さん、お茶入れて!!」

 

こういう指示をよく耳にします。

信頼関係が築けていれば問題ないですが、

そうとは限りませんよね。

 

せめてこのような言葉が必要ではないですかね。

「今、資料作りに追われているので、私の代わりにコピーしてくれる?」

「みんな、疲れがたまってきたころだから、お茶を入れてもらえる?」

 

人は、部下は、後輩は、ロボットではないんです。

感情のある生き物なのです。

 

だからこそ、相手が納得できる理由を提示してあげる必要があるのです。

 

私は、

相手に理由を説明できる力=相手への愛情

だと思っています。

 

4.話は変わりますが・・・

私たちはネット物販を教えるコミュニティを運営しています。

このネット物販。

これにも趣意を説明できる力が重要なのです。

 

ネット物販は基本、自分が作業して収入を得ます。

ただ、事業を拡大しようと思ったとき、自分の力だけでは限界がきます。

人に動いてもらう、人と協力し合うことで、

利益が増えていくのです。

 

人に動いてもらうには、

「相手に納得してもらって動いてもらう」

ということが欠かせません。

 

だから、作業労働をしている人にも、

絶対に必要な能力なのです。

 

この辺の詳しい情報について知りたい人は

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