大野眞輝 official blog

綺麗ごとを並べた成功法則に踊らされていませんか?

time 2017/12/20

世の中には良い成功哲学と

悪い成功哲学がある。

 

私は、そうつよく確信している。

 

良い成功哲学とは、

実際にすぐに役に立ち、売り上げが上がる。

収入が上がる、というものだ。

 

一方悪い成功哲学とは

読んでも結果が出ない。

もしくは売り上げが上がらないものだ。

 

1.悪い成功哲学が世にありふれている

私は今までに成功哲学の本を大量に読んできた。

ざっと思い出しても100冊以上は読んだと言える。

 

正直、読んでみて綺麗ごとをただ並べただけの本は多い。

 

「世のためになることをしましょう」

「貢献の心は大事です」

「人との縁を大事にしましょう」

 

これは、確かに正しい。

正しいのだが、

ビジネスを始めたばかりの人がこれを実践すると

まず事業が回らなくなる。

 

お金というビジネスの血液の部分に集中することができないので、

倒産する。

収入は決して上がらず、一生お金持ちにはなれない。

 

これらの成功哲学は、

はっきり言って、もう既に経営が安定しだして

十分に利益を上げ始めた人向けのものだ。

 

だって、これらの成功哲学書って、

もう既に十分に稼ぐことができているどっかの会社の社長が

「そろそろ本の一冊でも書くか!!」

と言って書いたものだから、

成功者が自分自身への戒めとして書いている側面が大きい。

 

だから、悪い成功哲学と書いたが、

十分に実績を出している人が読む分には非常に価値が高い。

 

読んでいる人の状況と、書かれている内容がマッチしていれば問題ない。

ただ、多くの場合、成功哲学の本を読むのは、

これから成功したい、これからもっと稼いでいきたい、という人が大半だ。

 

だから、

読み手と書き手の間にズレが生じて成功哲学が役に立たないのだ。

 

 

また、成功哲学を唱える人の中には、実績も出さずに

昔から伝えられている成功哲学をただ焼きまわしして伝えることによって

稼いでいる人もいる。

実績がない成功哲学は、やはり役に立たない。

 

2.良い成功哲学とは

その反対に、良い成功哲学とは・・・・

お金ということに対して、きちんとフォーカスしているものだ。

このようなことが書かれている本は、若干生々しい印象を受けるが、信憑性が強いし、

なによりすぐに役にたつ。

収入が上がる。

 

私が、

「ああ、この本良かった!!」

と思う本は、必ず

 

お金を稼ぐ→その後心を磨き幸せになる

 

という順番を守って主張している。

 

悪い成功哲学とは、全く真逆なのである。

 

  • 自分自身がもっている正当な欲と向き合う。
  • 自分の持っている負の感情と向き合う。
  • お金というものにきちんと向き合う。
  • 稼ぐことを卑しいことだと決して捉えない。

 

このようなことがきちんと書かれている。

 

いやいや、心も大事でしょ!!

という突っ込みが入りそうだが、

正直私だってそう思っている。

 

むしろ、私の場合、人よりも心を磨くことに関して

強く意識している自信がある。

(元教師であったため、子どもたちにもこのことを教えていた)

 

だけでも、それはまず実績を出した後であり、

実績を出す前に心、心と唱えていると、

ボランティア活動に近づいていく。

 

最初から心、心と唱えていると

お客さんから

「もっと安くならないの?」

と言われれば、

「はい、わかりました。安くします!」

と答えてしまう可能性が高まる。

 

ちなみに、人は安売りされているものを買うと、

ガッカリするという特性を持っている。

リッツカールトンのホテルに行くと、

100円で仕入れただろうコーラが1000円の値段で売られている。

 

でも、人々はこのような高価なコーラを飲むことで

他の場所でコーラを飲んだ時とは比べ物にならないぐらいの

優越感、満足感を感じる。

 

また、シャネルの商品がドン・キホーテで安売りされていたら

シャネル愛用者はがっかりする。

これと同じことだ。

 

話がそれてしまったが、

人の為、みんなの為、ということに着目しすぎた結果、

結局はお客さんをがっかりさせてしまう、ということがビジネスの世界ではよくあることだ。

 

しっかりと

お金を稼ぐ→心を磨き人の為になる行動をする

という順番を守っていくことが

結果的にお客さんの笑顔につながっていくのだ。

 

3.お金を稼ぐとは

会社員であれば、もっと昇進すること、出世することを考えればいい。

ただし条件がある。

その会社の上司が、かなり稼いでいるのであれば、だ。

 

もし

10歳年上の上司が

年収400万~500万ほどしか稼いでいないのなら、

一度きちんと考える必要がある。

 

なぜなら、会社の上司の給料が

自分の今後の給料にほぼほぼなるからだ。

給料の限度額が見えてしまったのなら、

今後を考えるチャンスだと私は思っている。

 

結局、その会社でいくら心を磨いて

頑張っても限界が見えてしまっているからである。

 

私も建築会社に勤めていたのだが

私の当時の年収が600万。

上司の年収が1000万。

でも、あまりに労働時間が長かったので

時給計算してみた。

 

すると、

私が時給2000円。

上司が3000円。

 

3000円を目指して頑張っているのか、俺は・・・・

 

と愕然とした。

そこで私は会社を辞め、自分の事業を始める決意をした。

 

今私がやっているビジネスは

自分の力次第で時給が100万円になる可能性もあるビジネス。

 

もっと私は

多くの人が一度

 

お金というもの

マネーリテラシー(お金の教養)

 

を考えてもいいんじゃないかな、と切に思う。

 

日本人は、

ありふれた成功法則や学校教育によって

「お金は悪だ」

という固定概念を植え付けられる。

 

実際、私も教員の時、その感覚の中で

子どもたちの教育を行っていた。

だから、私自身への自戒もこめて

もっとマネーリテラシーをひろめていこうと思う。

 

お金を稼ぐことによって、

一人一人が本当の意味でお金がないという縛りから解放される。

そして、自己実現を果たしていく。

そんな世の中になっていく未来を夢見て

今日も行動あるのみ。

 

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大野まさき

元小学校教員の経験をいかして、せどり・物販スクールを運営。月利10万~1000万の生徒を累計700名輩出。生徒に対しての情熱が一番の取柄。

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