2024/09/09
日本は,モノ作り大国です。
今,シェールガスという新たなガスの開発がアメリカで進んでいますが,ガスを発掘するためには3000mも地下深く掘らなくてはなりません。
世界で必要とされる日本の技術
そこでガスを掘るために必要不可欠なのが、日本の技術です。
日本の技術力なしではこの開発は実現不可能なのです。
例えば,シェールガス採掘のために使っている重機(トラクターやショベルカー)は日本のモノを使っています。
また,その重機の大きなタイヤも,世界で唯一日本の企業しか作れません。
ブリジストンです。
「タイヤ+重機」の発想で,この大きなタイヤを作り出しました。
日本人は,この
「既存の2つ以上のモノを組み合わせて新たなモノを創造すること」
が得意なのです。
組み合わせ新たなモノを作る日本
例えば,「ラーメン+油で揚げる」の発想で,日本人は何を開発したと思いますか。
「ラーメン+油で揚げる」で
インスタントラーメン(元祖はチキンラーメン)
を発明しました。
さらに,「チキンラーメン+カップ」で何を発明したと思いますか。
カップヌードルを発明しました。
どちらも,発明したのは安藤百福氏,日本人です。
漢字も実は組み合わせだ!
「既存の2つ以上のモノ組み合わせて,新たな創造を生み出す」
これは,漢字についても言えます。
日本は昔,中国から漢字を取り入れました。
その漢字に,日本の言葉を組み合わせたのです。
「漢字+日本の言葉」です。
例えば,「生」という漢字,中国から伝わった読み方は「セイ ショウ サン」です。(音読み)
その「生」に日本の言葉を組み合わせて,様々な読み方を作りました。
例えば,「生まれる(うまれる),生きる(いきる)」などです。
この「生」という漢字の読み方,一体いくつあると思いますか。
その数をちょっと考えてみてください!!
実は,「生」という漢字には,150種類以上の読み方があります。
「生卵(なまたまご)、生真面目(きまじめ)・・・・」など書き出したら切りがありません。
日本のモノ作りってすごいよ!
日本人は,既存のモノを組み合わせて新たなモノを創造することが得意なのです。
世界で初めて開発された「新幹線」も,宇宙に飛び立った「イプシロン」も,小惑星探査機「はやぶさ」も既存のモノを組み合わせて日本人が開発したものです。
そのような日本のモノ作りは,世界でも高く評価されています。
BBC(英国放送協会)の調査によると,2012年,
日本は最も良い影響を与える国,第一位
に選ばれています。