2024/09/09
人気記事はこちら!
お金持ちになるのは、ビジネスオーナーになるか、投資家になるか、しか選択肢はない
いじめられていい人
バカにされていい人
はこの世に存在しない。
人は誰もが大事にされなければいけない!
今日はこのことについて記事にします。
1.教師の時のいじめとの闘い
教師の時、私は「いじめ」というものと闘い続けた。
人間というものは放っておくと人をいじめ出す習性がある。
善悪の判断がまだ未熟な子どもたちならなおさらだ。
いじめは、その人の命を脅かす。
人間には、爬虫類の脳、哺乳類の脳、人間の脳という3つの分類がある。
爬虫類の脳は、生命維持を司る脳
哺乳類の脳は、感情を司る脳
人間の脳は、学習を司る脳だ。
いじめを受けると、この3つの脳のうち、1つが傷つくと言われている。
どれか。。。。
それは、
爬虫類の脳だ。
生命維持を司る脳が傷つくのだ。
呼吸をしたり、食べたものを消化したりする脳だ。
だから、いじめを受けた人は
体調が崩れたり、食欲がなくなったりする。
そのまま衰退して死んでしまった子も世の中にはいる。
(『わたしのいもうと』著 松谷みよ子 という絵本をご参照ください)
だから、
いじめは人の脳を殺す行為。
そして、
もっと言えば人の生命を脅かす行為なのだ。
これは、決して許すことのできない行為なのだ。
だから、私は教師の時にこのいじめと闘い続けた。
2.工事現場で経験した大人のいじめ
教師を辞めて、
二年間工事現場の監督として働いた。
ここで、私はがっかりする光景を何度も見た。
工事現場で関わる職人さん、他業種の監督さんには
素晴らしい方も多かった。
その方々には心から今でも感謝している。
でも、業界的にいじめが蔓延っていた。
大人のいじめだ。
先輩上司が一人の新入社員を囲うようにいじめる。
指導という体裁でいじめる。
「お前!バカなんじゃねーの!!」
「なんでこんなことも出来ねーんだよ!辞めちまえよ!」
こういう声が飛び交うのだ。
これは指導?
いや、いじめでしょ!!
私はそれを見るたびに、
怒りと惨めな気持ちと悲しさとが複雑に入り混じった感情を覚えた。
若い新入社員がいじめられているのは日常茶飯事。
中には
年老いて新たに転職した方がいじめられている場面もみた。
悲しかった。
50過ぎの男性が、30過ぎの若造に囲まれていじめられているわけだ。
いじめている方は、笑いながら、へらへらしながら
罵声を相手に浴びせていた。
これ、おかしいでしょ!?
いじめは元請け、下請けでも行われていた。
元請けから無理難題を押し付けられて
寝ずに仕事をする下請け業者。
それでも、労いの言葉もなく
「○○ができてねーじゃねーか!」
と元請けは怒る。
これもいじめでしょ!
お客さんだったら、何を言ってもいいわけではない。
お客さんと、売り手の信頼関係があってこそ、
ビジネスは成り立つ。
この辺りの当たり前が分からず、偉そうにする、威張る、いじめる輩を
私は何度も見てきた。
人のせいにするのは当たり前。
「うちは悪くないですよ!」
と責任転嫁するのも当たり前。
何度もこの業界は、ちょっとまずいな、と思った。
(いや、素晴らしい方もいた。でもいじめが蔓延りすぎていて本当にまずいと思った。)
この世界観の中にいれば、
いつか私も人を馬鹿にして、見下して、威張る人間になってしまうのでは・・・
という恐怖感に襲われた。
それもあって、私は脱サラした。
3.個人事業主としての私
今の私は本当に恵まれている。
周りは明るく、上昇志向が強い人ばかりだ。
しかも、人を馬鹿にする、いじめる人がいない。
これが私にとっては一番なのだ。
私は、今自分で自分の道を決めることができる立場にある。
だから、
これからも私は
人をいじめる、えばる人とは付き合わない。
そう決めている。
何をするか、も大事だが
誰とするか。
それを大事にする。
お互いが尊重し合える関係を常に目指していく。