2024/09/09
ある時、一冊の本に出会った。
『金持ち父さん 貧乏父さん』(著ロバート・キヨサキ 筑摩書房)
その本が私のお金に対する概念を大きく変化させてくれた。
その考えとは・・・・
ESBI
という考え方だ。
1.お金を得る人の4つの分類
この世の中で、お金を手に入れる人は、大きく4つの分類に分けることができる。
Enployee 従業員
Self enployee 自営業者
Business owner ビジネスオーナー
Investor 投資家
ESBIとは、これらの頭文字をとったものだ。
結論からいうと、
お金の自由、時間の自由を手に入れるには、ビジネスオーナーになるか、投資家になるしかない。
①Enployee (従業員)
ラーメン屋に例えると分かりやすい。
Enployee (従業員)とは、ラーメン屋で働いている従業員。
もしくは、ラーメン屋で働くバイトのことである。
会社員・サラリーマンもこれに当てはまる。
そう考えると、世の中の多くの人がこれに当てはまるということだ。
自分の労働時間と引き換えに、対価(給与)を会社からもらう
という働き方だ。
決められた時間に出勤していれば、一定額の給料がもらえるというのが、大きなメリットだ。
しかし、それは裏を返せば、決められた給与額しかもらえることができないともいえる。
短期的に、収入が一気に上がったり、本人の能力に応じて収入が大きく変動することが少ない。
また、時間的な拘束を受けざる得ないので、
「好きな時に自分のペースで働く」
など、時間的余裕は作りづらい。
最大のリスクは最近話題になっているブラック企業などに就職してしまった場合だ。
長時間労働で低賃金など搾取される可能性がある。
②Self enployee (自営業者)
ラーメン屋にたとえると、これは「店長」にあたる。
『麵屋マー坊はるさや 新宿店』の店長、という感じだ。
自営業者の場合だと、自分で店を切り盛りできるため、
従業員に比べると、時間的自由はできるかもしれない。
ただ、
自分自身の労働時間と引き換えに対価をもらう(お客様から)
という点は、従業員と同じである。
自営業者は、従業員に比べると、給料は上がりやすい。
ただ、それでも作業労働と引き換えに対価をもらうため、
「好きな時に仕事して、好きな時に遊ぶ」
といえるだけの、時間的余裕は生まれない。
労働時間に比例して、自分自身の給料が上がっていく。
だから、
給料を上げる=労働時間を増やす
という考えになってしまう。
また、自分自身が労働をしていないと収入が入らないので、
病気やケガなど、予期せぬ事態が起きた時に、収入が0になる可能性が高い。
③Business owner (ビジネスオーナー)
ラーメン屋に例えるならば、
「麵屋 マー坊はるさや 新宿店」
「麵屋 マー坊はるさや 大久保店」
「麵屋 マー坊はるさや 立川店」
など系列店のオーナーだ。
オーナーがやること。
それは
それぞれの店舗の店長、もしくは従業員にラーメンの作り方や、考え方、経営上の哲学を教える
ということだ。
たったこれだけだ。
オーナー自身が、店舗の厨房に立って毎日朝も夜もラーメンを作る必要はない。
(もちろん、従業員と一緒の目線で経営していくために、厨房に立つ方はいるが、それをしなくてもお店はまわっていく。)
だから、極論を言ってしまえば
寝ていてもお金が入ってくる
ということだ。
きちんとそれぞれの店舗への教育がされていれば、
自動的に利益がオーナーのもとに入ってくる。
ビジネスオーナーは、労働と引き換えに収入を得る、
という考え方ではなく、
自分の教育力によって、自分が労働しなくても収入が入る仕組みをつくり、権利収入を得ていく
という考え方となる。
よって、経済的自由と、時間的自由が手に入りやすい。
④Investor ( 投資家)
ビジネスによって得た資金を元手に、どんどんと投資によってお金を増やしていく状態だ。
不動産投資などが、良い例である。
この状態になれば、ほとんど本人がやることはなくなる。
経済的自由・時間的自由が間違いなく手に入る。
2.脱サラを決意
私は、この4つの概念を知り、脱サラを決意した。
このまま、会社に勤めていて本当に良いのか?
確かに、年収1000万くらいまでは会社員でも行けるけど、時間的自由は手に入るのか?
などなど、自分の将来が不透明なものに感じ、私は会社を辞めた。
今の私は、実質自営業のカテゴリーに入る。
ここから、どうやってビジネスオーナーになり、投資家になっていくか。。。
ワクワクが止まらない。