2024/09/09
仕事において、
ある一定以上の成果を出そうと思ったら、
自らその仕事について学び勉強することが必須です。
その仕事の知識やスキル、
または効率的に仕事を進めていく仕事術
ということを学んでいくと、
後々大きなリターンが自分自身に帰ってきます。
そして、ほとんどの人は、
「よし!!私も仕事についてもっと学んで成果を出すぞ!!」
と考えます。
しかし、
学ぶという行動を実際に起こせる人は、
全体の1割程度でしょう。
または、決意したその日は一生懸命勉強しても、
3日坊主という方が非常に多いです。
人間というのは、
自分が思っているよりも意思が弱い生き物なのです。
1.学ぶ環境を整える
そこで、学ぼうと考えた人がまず行うべきこと。
それは
学ぶ環境を整える
ということです。
『朱に交われば朱になる』
ということわざがあるほど、
人間は環境に左右される生き物です。
例えば、
言語環境の乱れた両親に育てられた子は、
多くの場合、乱れた言葉を使う子になっていきます。
「バカ!!死ね!!」
という言葉を当たり前に使うようになります。
一方、言葉遣いがきれいな両親に育てられた子は、
やはり言葉遣いがきれいな子に育ちます。
このことから、学びたいと思ったときに、まず行うことは
学べる最適な環境を自分自身に準備する
ということなのです。
2.学ぶ場・学ぶ時間・学ぶ仲間
私は、以前小学校の教員を行っていました。
新卒の4月、
「学びたい!」
と思った私は、まず教員が参加するサークルに見学に行きました。
そして、そのサークルで真摯に学びあう教員の方々の姿を見て、即決。
入会しました。
サークルは、月に一回開催されます。
このサークルに入ることによって、私は
定期的に学ぶ場・学ぶ時間・学ぶ仲間
を強制的に自分自身に用意したことになります。
どんなにモチベーションが下がった時でも、
サークルには参加するようにしていました。
そうすると、
モチベーションが低い時期だったとしても、ある程度学びが得られます。
サークルは月に一回行っていましたが、
そのサークルでは実践報告を行っていました。
実践報告を行うために、日々の教育活動の勉強を行う。
そして、それを実践し記録に残し、サークルに持っていく。
その実践報告をサークル員の方に見てもらい、批評を受け、改善を行う。
また、実践報告できるように、勉強する。。。。
といった良い
学びのサイクル
ができあがったのです。
私も決して意思は強くありません。
一人だけで学んでいたら、きっと途中で手を抜いていたことでしょう。
サークルで学び、成果が出始めると、仕事がもっと楽しくなり、自分でもサークルを立ち上げ、
月に平均6回はサークルに参加していました。
ビジネスで自分の能力を高めるために、
学びたいという人ならば、
セミナーに参加したり、異業種交流会、ビジネススクールに定期的に参加したりするのもいいかもしれません。
3.一番大切なのは学ぶ仲間
ちなみに、
【定期的に学ぶ場・学ぶ時間・学ぶ仲間】の中で、
私が最も大事だと思っているのは、
学ぶ仲間
です。
意欲的な仲間と話していると、自分では考えもつかなかった夢が膨らんできます。
「こんなことをこれからしたい!!」
と仲間に話すと、絶対実現しなければという責任感もわいてきます。
有言実行をお互いにするのです。
仲間が自分以上に成果を出した時には、悔しさを感じます。
良きライバルともなりえるのです。
4.まとめ
繰り返しますが、
学びたいと強く思った人がまずやることは、
決意を固めることではありません。
学べる環境を自分自身に用意する
つまり
学ばざる得ない環境に自分自身を強制的に置く
ということです。
皆さんの学びがさらに深まれば幸いです。