2024/09/09
人と自分を比べて、落ち込んでしまうことって誰でもありますよね。
私も、以前そんな経験をたくさんしました。
でも、ある時から私はこの考え方を捨て、
人生が飛躍的に楽しいものとなりました。
このブログでは、そのことについてご紹介いたします。
1.人と比べてしまう日々
人はそもそも、得意なことと、不得意なことがあるものです。
だからこそ、自分自身の不得意な部分に目をあて、
人と比べ、劣等感を感じてしまうのです。
私には、こんな経験がありました。
私が小学校の教員だった頃のことです。
新卒して教壇に立った私。
胸を膨らませて、子どもたちの前に立ちました。
でも、学級は上手くいきませんでした。
新卒の1~2年は、辛いことの方が多かったです。
自分の統率力のなさと、他の先生の指導力を比べ、
落ち込む日々でした。
結果的に、統率力、指導力をその後、身につけ、
楽しい学級をつくれるようになったのですが、
それでも、人と比べて辛かったあの時期のことは忘れることができません。
こんな経験もしました。
教員を辞めた後、私は建築現場で監督業をしていました。
私の兄も一緒の会社で働いていたのですが、
いつも私は兄と自分自身を比べていました。
兄・・・器用になんでもできる、世渡りが上手
私・・・不器用、真面目、集中すると周りが見えなくなる
本当に全然似ていない兄弟なので、
よく人からも比較されたし、自分でも無意識のうちに比べていました。
それによって、
自分の中のセルフイメージがどんどんと下がり、
能力が発揮できない時期もありました。
でも、この考え方って間違っていると今なら言えます。
2.上手くいっている人は他人と比べない
繰り返しになりますが、
人は得意なこと、不得意なことが必ずあります。
私で言えば
得意・・・コツコツと物事に取り組むこと 自分に近い人を大事にすること
不得意・・事務作業 手作業 たくさんの人と上手く交流を持つこと
という特徴があります。
この特徴を最大限にいかせばいい、と気づいたのです。
レモンに生まれたなら、レモネードを目指せばいい
トマトに生まれたなら、トマトジュースを目指せばいい
ということです。
レモンに生まれたのに、トマトジュースを目指すから、苦しみがうまれる。
自分を最大限いかす考えを持てばいい、と気づいたのです。
そのことに気づいた私は、自分の良さを最大限伸ばすことを考え続けました。
コツコツ継続できる自分の能力を使って、できることを考えていきました。
3.不得意な部分はどうすればいいのか
どんなに一生懸命、物事に取り組んでいても、
不得意な分野をやらなければいけない場面が必ずでてきます。
その時どうするのか?
簡単です。
私の不得意な分野が得意な人に頼めばいいのです。
その代わり、私の得意な分野で、その人の役に立てることを一生懸命してあげるのです。
そうすれば、完全にwin-winです。
例えば、ビジネスの世界。
利益を出すためには、
- 商品をつくる
- お客さんを集める
- 営業して成約する
の3つが必要です。
この3つを全部自分でやっていたら、本当に大変です。
だから、どこを自分でやるのか、どこは他人にやってもらうのか、考える必要があります。
選択と集中です。
自分が商品づくりを得意としているのだったら、
集客と営業は他の人に任せればいいのです。
その代わり、自分は商品づくりに全力を尽くす。
私はこの発想を初めて知った時、
「そうか、自分の得意分野を最大限伸ばせばいいんだ!」
と思えました。
そして、自分自身の特性の凸凹を受け入れることができました。
全部自分でやらなくてもいい。
だからこそ、自分も、そして手を貸してくれる人も大事に想うことができます。
これこそ、共に繁栄していく共存の考えです。
4.まとめ
レモンに生まれたなら、レモネードを目指せばいい。
まず、自分を肯定してあげる。
そのうえで、日々自分というものを改良してレモネードを目指していく。
実にシンプルで分かりやすい考え方を学び、
私は救われました。
人と比べて、落ち込んでいる誰かの心にこの記事が届けば幸いです。