大野眞輝 official blog

うつ発症時にすぐやっておくべきこと それはうつ病を克服した人に会いに行くこと

time 2017/09/25






私はうつ病になった。

ある日、突然に、だ。

何もやる気がなくなった。

力が入らない。

車さえも運転できなくなった。

でも、そんな中でも幸いだったことがあった。

それは、次のことだ。

身近にうつ病経験者がいたこと

 

うつ病経験者に会いに行く

うつが発症した次の日の夜、

経験者の方に連絡して会いに行った。

会いに行く、という判断ができただけ、私は軽症だったのかもしれない。

車は運転できなかったため、

妻に車を運転してもらい、

私は、その方に会いに行った。

 

その方も以前、うつ病を患った。

同じ教員だった。

でも、その方は療養休暇を経て、

教員生活を再スタートさせていた。

いや、再スタートどころではない。

とてもとても優秀で、私からみたらスーパーティーチャーだった。

同じサークルで一緒に学んでいた方だったが、

そのサークルでは

「超劇的な復活劇」

と言われていた。

 

夕食を一緒にしながら話をした。

その方は、ずっと私の話を聞いてくれた。

私が一体何に悩んでいるのか、

そして、どの悩みが最も自分の心にストレスを与えているのか、

付箋氏を取り出し、

そこに図示しながら私の話をずっと聞いてくれた。

1枚の付箋紙に、1つの悩みを書く。

そして、それをノートに貼っていく。

 

これは、私の心を非常に軽くした。

悩みを紙に書き出す

(1枚の付箋に、1つの悩みを書く)

それを分類し、ノートに貼る

悩みへの対策を考える

(この時は、その方が私から話を聞きだし、全部紙に書いてくれた。)

そのことを行うだけで、

私が何に悩み、どんな対策がとれるのか、

視覚的に分かる。

 

そして、その方はこんなことも教えてくれた。

「対策が打てない悩みは、今は頭から消し去ろう。」

と言って、対策が打てない悩みを書いた付箋紙に大きくバッテンをした。

これも大きかった。

こうやってバッテンをつけていくと、

今自分がどの悩みに注意を向ければいいのかがわかる。

これが私の心を軽くしてくれた。

 

この方がなぜ、このような心を軽くする方法を知っていたのか。

それは、この方もうつ病の時に

精神科の先生と同じ作業を行ったからだ。

その方の経験をいかして、

私と話をしてくれたんだ。

 

その方のおかげで、

私は比較的短期間で社会復帰を果たすことができた。

半年間という期間で復活できたのは、

あの夜、その方が私の話を整理し、

悩みを視覚的に分からせてくれたからだ。

もちろん、この一夜だけで、私のうつが治るということはなかったが、

話を聞いてもらったことで、

私の心が袋小路にはまっている期間が短くて済んだのだ

本当に心から感謝している。

 

不安はお化けだ

悩みを紙に書き出す

それを視覚的に理解する

 

この作業を行って分かったことがある。

それは、

“不安はお化けだ”

ということだ。

私はうつ病発症時、5つぐらいの悩みを抱えていた。

それは紙に書き出すことで分かった。

そのうち、本当に深刻な悩みは

2つしかなかった。

あと、3つはどちらかというと軽い悩みだった。

対策も考えることができる悩みだった。

でも、心の中に3つ以上の悩みが存在すると、

全ての悩みが大きなものに感じてしまう。

これは、本当に不思議な人間の心の働きだ。

悩みの数が一定量以上になると、

その悩みはお化けのようにそこに存在しないのに、

妄想が膨らんでいってしまう。

恐怖が恐怖を呼び、

また新たな恐怖が膨らんでしまうのだ。

 

私は今でも、何か心が疲れたり、

悩んだりしたときには、紙に書き出すようにしている。

もしくは、最愛の妻に話すようにしている。

そうすると、ほとんどの悩みが軽く、対処できるものだと気づく。

また、ほとんどの悩みは、時間が解決してくれるものだと気づく。

本当に、深刻な悩みというのは、1つか多くても2つだ。

 

繰り返すが、不安はお化けだ。

紙に書き出し、不安というお化けを紙の上という明るみに出すことによって、

そのお化けは姿を消してしまう。




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